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新世代のCB

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ホンダの国内フラッグシップモデルがCB1300。1992年から始まった「プロジェクトBIG1」にルーツをもつ、ホンダの新しい世代のCBシリーズです。CB1300(型式SC40)は1998年にCB1000SFの後継モデルとして発売されました。現行のCB1300は2003年にフルモデルチェンジされたCB1300(型式SC54)マイナーチェンジ版で、2005年にはハーフカウル仕様モデルであるスーパーボルドール(SB)もラインナップに加わりました。

■初代CB1300(sc40)
・X4譲りの水冷直4搭載
・ダブルプロリンクサスの採用
・6ポットキャリパー(2001年に軽量化のため4ポットキャリパーに変更)
・前後ホイール17インチ化

■2代目CB1300(sc54)
・PGM-FIの採用
・車両の軽量化(247kg→2代目226kg)
・新規設計エンジン
・マフラー変更(2本出しから1本出しへ)
・リアタイヤの幅を190から180に縮小
・ダブルプロリンクサスの廃止
・LEDテール
・イモビライザー
・デザインの大幅変更
・収納スペースの拡大(4L→12L)

CB1300の遍歴は、よりスポーティーで扱いやすいバイクを目指したカスタムの歴史のようでもありますね。
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CB1300R

2003年はCB1300シリーズ初の劇的なフルモデルチェンジが行われました。CB1300の一番のネックとなる軽量化が中心に行われ、PGM-FI化、収納スペースの大型化(12L)やイモビライザーやLEDテールも装着され大幅に進化しました。このモデルチェンジは同年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦することを前提とした改良とも言われ、8耐では並居る強豪のなか無事完走を成し遂げました。そして、2004年には、前年に参戦した鈴鹿8耐仕様のCB1300Rが発売される事になったのです。ところがホンダDREAM店で全国100台の限定販売だったので、あっと言う間に完売してしまい、すでに幻のCB1300Rと呼ばれているほどです。翌2005年では、国内市場にABS搭載モデルとハーフカウルのモデルの「スーパーボルドール」がラインナップに加わり。この年もYAMAMOTOレーシングがCB1300で鈴鹿8耐に参戦し、なんとクラス優勝で完走を成し遂げました。サーキットで最も高いポテンシャルを発揮できるネイキッドバイクがCB1300なのです!
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プロジェクトBIG1

CB1000SFから引き継がれ、現在のCB1300にも込められた「プロジェクトBIG1」とは一体どんなコンセプトなのでしょうか?その基本思想には3つのテーマがあります。

1、水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載していること。
2、その体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること。
3、走る者の心を魅了する感動性能を有すること。

この基本思想をもとにCB1000SFをマキシマムインプルーブ(昇華)させるために、次の目標に開発が進められました。

1、所有する感動
2、跨った瞬間の感動
3、太い走りの感動
4、余裕の感動
5、操り、征服する感動

その結果、CB1300は新時代の最高峰を狙うネイキッド・ロードスポーツモデルとして具現化されたのです。CB1300には“迫力ナンバー1”“存在感ナンバー1”“ライダーにとってのナンバー1”といった願いが込められているのです。
CB1300の開発には、CB900Fのようにサーキットからのイメージをフィードバックしたものではないことが解ると思います。レースにターゲットを置くのではなく、日常のなかでバイクを愛するライダー1人ひとりに満足いくバイクを目指したわけですね。

そして、今度はストリートの思想から生まれたCB1300をベースにしたレーサーが開発され、数々のレースで素晴らしい成績を残していることも注目すべきことなのです。これこそがレースの本質だったのではないか?そんな気持ちにさせてくれるのもCB1300の魅力なのです。
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ライバル車

ホンダCB1300のライバル車となるのが、カワサキZRX1200R・ヤマハXJR1300・スズキGSX1400の3車となるのでしょうか?確かにリッタークラスのネイキッドという枠ではライバルになるのでしょうが、個人的には水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載しているとなるとZRX1200Rしかないように思います。ヤマハは空冷だし、スズキは油冷ときている…

ヤマハだけが空冷で頑張っているわけではないですね。カワサキにはゼファーシリーズがあります。そもそもホンダがこの水冷エンジンにCBの名を与えてしまったことには、今でも違和感が残ります。このことは昔からのCBファンなら誰でも感じていることかもしれません。水冷エンジンならCBRでやって欲しかったと思います。世界一美しいエンジンと呼ばれたCB900Fのような空冷エンジンを載せてほしかったですね。

もし今も本田宗一郎さんが生きていたら、このCB1300を見たら何と言うでしょうか?4輪ですら空冷エンジンに固執したきた方です。こんなものCBじゃない!くらいことは言うかもしれませんね。あるいは、これが次世代のCBだ!と言うのかな?何だか気になります…
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